全てを赦すという無関心
2002年12月7日結局、なんであたしが選んだのが「君」だったのか
そこんとこ、なんにも分かってないのね。
未だに。
別にあたしはBLUE BLOODなんかじゃないし
君も泥まみれな訳じゃない
(ローマの休日なんて流行んないって)
どうしようもなく。
君が人として、
本当にどうしようもない部分が欠落していて
見るたびにあたしは苦しくなった。
知るたびにあたしは。
そして未だにそれを指摘してあげられないのは
友達だなんて思えていない証拠なのかとも思ったり
それでも
君のその空洞を埋められるのは
同じところがからっぽなあたしでは無いのだけが確かで。
そこんとこ、なんにも分かってないのね。
未だに。
別にあたしはBLUE BLOODなんかじゃないし
君も泥まみれな訳じゃない
(ローマの休日なんて流行んないって)
どうしようもなく。
君が人として、
本当にどうしようもない部分が欠落していて
見るたびにあたしは苦しくなった。
知るたびにあたしは。
そして未だにそれを指摘してあげられないのは
友達だなんて思えていない証拠なのかとも思ったり
それでも
君のその空洞を埋められるのは
同じところがからっぽなあたしでは無いのだけが確かで。
最後の温度。
2002年12月4日君の温度。
その腕の力。
肺から空気が全て零れ落ちるくらいの、
そう、痛いくらいの。
最後に君がくれたその温度は
背をまさぐる大きな手と長い指は
もう、永遠にあたしに触れることは無い。
「なんでだろ、別れてからのが綺麗に見える」
畜生、と呟いて苦笑した君の気持ちは今どこにあるんだろうね。
あたしだけだって言ってくれたのが、
全部終わっちゃった後だったなんてね。
似すぎてたのだと思う。
余りに近く、
どこまでいっても拒否反応の出ない臓器移植のように
互いの脳を侵蝕し過ぎた。
自分の中にある傷を、
同じように相手の中に探し出して安心してた。
どこまでもだらだらと潜り続け
気が付いたらこんなところまで。
“いつかきみはいなくなるのに”
そんな当然のことが 怖くて 怖くて
いつからか違いが出てくるのが怖くなった。
本当のことを言う回数がどんどん減っていった。
君といると、苦しくて。
あなたの前では泣いてばかりいた。
小さな誓い。
もう二度と
君の前で泣いてなんかやらない。
それでも
どんな風に理屈重ねても
ただひとつどうしようもない真実がひとつ。
やっと分かった簡単なこと。
好きで、好きで、好きで好きで好きで好きで好きで好きで
もう、頭の中乗っ取られるくらいどうでもいいと思ってしまうくらい
君が好きで仕方在りませんでした。
なにひとつ表現できなかったふたりだけれども
せめてこの五階建てのビルの屋上から見た景色と
真冬の痛いくらい寒い空気と
寒くて寒くて震えるあたしを抱き締められないあなたと
彼氏彼女というカテゴリーにいた時には存在しなかった
ふたりの間のひとり分の隙間と。
全部抱えて。
くやしいので、いい加減前に進もうかと。
いまでも 君が大事です。
君がそう思ってくれているのと全く同じように。
その腕の力。
肺から空気が全て零れ落ちるくらいの、
そう、痛いくらいの。
最後に君がくれたその温度は
背をまさぐる大きな手と長い指は
もう、永遠にあたしに触れることは無い。
「なんでだろ、別れてからのが綺麗に見える」
畜生、と呟いて苦笑した君の気持ちは今どこにあるんだろうね。
あたしだけだって言ってくれたのが、
全部終わっちゃった後だったなんてね。
似すぎてたのだと思う。
余りに近く、
どこまでいっても拒否反応の出ない臓器移植のように
互いの脳を侵蝕し過ぎた。
自分の中にある傷を、
同じように相手の中に探し出して安心してた。
どこまでもだらだらと潜り続け
気が付いたらこんなところまで。
“いつかきみはいなくなるのに”
そんな当然のことが 怖くて 怖くて
いつからか違いが出てくるのが怖くなった。
本当のことを言う回数がどんどん減っていった。
君といると、苦しくて。
あなたの前では泣いてばかりいた。
小さな誓い。
もう二度と
君の前で泣いてなんかやらない。
それでも
どんな風に理屈重ねても
ただひとつどうしようもない真実がひとつ。
やっと分かった簡単なこと。
好きで、好きで、好きで好きで好きで好きで好きで好きで
もう、頭の中乗っ取られるくらいどうでもいいと思ってしまうくらい
君が好きで仕方在りませんでした。
なにひとつ表現できなかったふたりだけれども
せめてこの五階建てのビルの屋上から見た景色と
真冬の痛いくらい寒い空気と
寒くて寒くて震えるあたしを抱き締められないあなたと
彼氏彼女というカテゴリーにいた時には存在しなかった
ふたりの間のひとり分の隙間と。
全部抱えて。
くやしいので、いい加減前に進もうかと。
いまでも 君が大事です。
君がそう思ってくれているのと全く同じように。
欠陥品としての一般存在。
2002年12月2日あたしには〜持ちというのがたくさんある。
頭痛持ち。
胃痛持ち。
腰痛持ち。
寒くなれば昔切った靱帯が痛くなるし、
花粉症だしアレルギー性鼻炎だったり
耳管がバカになってるからすぐ耳変になるし
肌質悪いし爪小さいし。
でも。
それが全部無くなればいいのにと思うけど、
そういう人っているんだろうかとふと思った。
母集団人間からランダム抽出された
平均的人間のアベレージは。
きちんとした正規分布に埋もれるあたしは
一体どこらへんに位置するのだろうか。
頭痛持ち。
胃痛持ち。
腰痛持ち。
寒くなれば昔切った靱帯が痛くなるし、
花粉症だしアレルギー性鼻炎だったり
耳管がバカになってるからすぐ耳変になるし
肌質悪いし爪小さいし。
でも。
それが全部無くなればいいのにと思うけど、
そういう人っているんだろうかとふと思った。
母集団人間からランダム抽出された
平均的人間のアベレージは。
きちんとした正規分布に埋もれるあたしは
一体どこらへんに位置するのだろうか。
師走、駆けていく人々、欠けていく時間
2002年12月1日12月になりました。
街はまるでそれが当然の決まり事のように、
一斉に誰かの許可を得たかのように、
皆がクリスマスの色になる。
音楽。
ディスプレイ。
CM。
売り文句。
女の子達は何を買って貰おうか算段を始める。
男達は金を貯める。
子供達は我が儘な夢を見る。
大人は自己満足の夢を作る。
あたしは。
あたしは。
いよいよ取り残される。
君とした小さな約束を思い出すまいとして。
街はまるでそれが当然の決まり事のように、
一斉に誰かの許可を得たかのように、
皆がクリスマスの色になる。
音楽。
ディスプレイ。
CM。
売り文句。
女の子達は何を買って貰おうか算段を始める。
男達は金を貯める。
子供達は我が儘な夢を見る。
大人は自己満足の夢を作る。
あたしは。
あたしは。
いよいよ取り残される。
君とした小さな約束を思い出すまいとして。
色即是空
2002年11月29日高く 高く もっと高く
知に対して貪欲に。
快楽に対してストイックに。
やっと君を風化する為の準備が出来たんだと思う。
荊のように絡みついて
もう 細胞のひとつひとつにまで喰い込んでいた君の言葉を
ひとつずつ 心臓から引き剥がす。
血を流しながら。
知に対して貪欲に。
快楽に対してストイックに。
やっと君を風化する為の準備が出来たんだと思う。
荊のように絡みついて
もう 細胞のひとつひとつにまで喰い込んでいた君の言葉を
ひとつずつ 心臓から引き剥がす。
血を流しながら。
真実が生むもの。
2002年11月27日どんなに傷つくとしても本当のことだけ見ていたいというのが強さなのか、
裏切られることを恐れるあまりの怯懦なのか。
最後に残るのはこの体。
唯一頼れるのは自分のみ。
そこに誇りを持てないともうどうしようも無いと思うのです。
だからあたしは自分を安売りしたくないのです。
別にお金で体売るのも本人の自由だと思うけれど。
それで後に何が残るの。
最後は端金に換算されちゃう自分に縋れるの。
それでそういう自分武器にして生きていこうって思えるの。
生きるのに必要なプライドもありかと。
裏切られることを恐れるあまりの怯懦なのか。
最後に残るのはこの体。
唯一頼れるのは自分のみ。
そこに誇りを持てないともうどうしようも無いと思うのです。
だからあたしは自分を安売りしたくないのです。
別にお金で体売るのも本人の自由だと思うけれど。
それで後に何が残るの。
最後は端金に換算されちゃう自分に縋れるの。
それでそういう自分武器にして生きていこうって思えるの。
生きるのに必要なプライドもありかと。
寛容という名の曖昧な許容
2002年11月26日なんで24時間あって、
30分で終わることを最後の15分までやらないかなぁ。。。
誰に何を言うべきなのか、
何を飲み込むべきなのか、
どの言葉を選ぶべきなのか。
面倒くさくなって、
曖昧に笑うようになったのはいつからだろう。
どの言葉も飲み込んで。
痛みを形に出来るうちはまだまだ大丈夫。
だからあたしは言葉を手放さない。
誰に伝えるでも無く、
それでも吐き出すカタチに出来るなら。
あたしに斬りかかる全ての人を許す。
30分で終わることを最後の15分までやらないかなぁ。。。
誰に何を言うべきなのか、
何を飲み込むべきなのか、
どの言葉を選ぶべきなのか。
面倒くさくなって、
曖昧に笑うようになったのはいつからだろう。
どの言葉も飲み込んで。
痛みを形に出来るうちはまだまだ大丈夫。
だからあたしは言葉を手放さない。
誰に伝えるでも無く、
それでも吐き出すカタチに出来るなら。
あたしに斬りかかる全ての人を許す。
冬
2002年11月25日冬を好きな人と過ごしたことがない。
一番好きな季節は冬で、桜と同じくらい雪が好き。
でも好きな人と一緒に降る雪を見てたことがない。
冬生まれなのです。
大雪の日に生まれたのです。
今年も多分、
ひとり生まれてきたことをかみしめます。
少しの恨み言と、感謝と、
そこに自由意志など存在し得ない“生”という時間に
ありったけの愛を込めて。
一番好きな季節は冬で、桜と同じくらい雪が好き。
でも好きな人と一緒に降る雪を見てたことがない。
冬生まれなのです。
大雪の日に生まれたのです。
今年も多分、
ひとり生まれてきたことをかみしめます。
少しの恨み言と、感謝と、
そこに自由意志など存在し得ない“生”という時間に
ありったけの愛を込めて。
夜に見る夢。
2002年11月24日ここのところの休みが続いたことで、
久しぶりに夜、夢を見るようになりました。
君が出てきた。
心の中でやっと片づいたと思っていたことも
深層意識の片隅に追いやれたと思っていたことも
大分上の方でまだ留まり続けているようで。
夢の中でさえ何を言っていいのか分からなくて。
久しぶりに夜、夢を見るようになりました。
君が出てきた。
心の中でやっと片づいたと思っていたことも
深層意識の片隅に追いやれたと思っていたことも
大分上の方でまだ留まり続けているようで。
夢の中でさえ何を言っていいのか分からなくて。
過去。
2002年11月20日サイコドクター最後の方だけちらっと見ました。
「彼のことは忘れなくても
誠司さんのことを愛することは出来るでしょう」
あたしには心の底から好きだったと思える人がたった1人しかいないのでよく分からないのですが、次に彼以上に好きになれる人って現れ得るんでしょうか。それはあたしの中で、過ぎた時間の量が記憶や感情を薄れさせるというのと関係無いところで、彼を越えるんだろうかとよく考えます。だから、この言葉が今のあたしにとって救いなのか気休めなのか脅しなのか、なんだか今はまだ判断は付かないのです。でも、それでもすごく響いたので残しておきたくて。
―――乗り越えられない、過去はない。
「彼のことは忘れなくても
誠司さんのことを愛することは出来るでしょう」
あたしには心の底から好きだったと思える人がたった1人しかいないのでよく分からないのですが、次に彼以上に好きになれる人って現れ得るんでしょうか。それはあたしの中で、過ぎた時間の量が記憶や感情を薄れさせるというのと関係無いところで、彼を越えるんだろうかとよく考えます。だから、この言葉が今のあたしにとって救いなのか気休めなのか脅しなのか、なんだか今はまだ判断は付かないのです。でも、それでもすごく響いたので残しておきたくて。
―――乗り越えられない、過去はない。