漂う
2003年4月2日そう、思うのだけれど、
例えばあたしが君の隣りにいる意味、
それを思い描いた時に、
その意味を求めてしまう意味、
こうしてどこまでも理屈に埋もれて、
そうやって何もかもこの手に留められずに、
彷徨い漂い続ける意味。
子午線の向こう
2003年3月31日たとえば、
あの時君が必要としたのがもし、
「 」
例え話は不毛だ。
と、言い聞かせる。
シアワセノカタチ。
君が求めてた痛みの形。
信じる為の。
必要とされ、愛されているのだと
不毛。
あの時君が必要としたのがもし、
「 」
例え話は不毛だ。
と、言い聞かせる。
シアワセノカタチ。
君が求めてた痛みの形。
信じる為の。
必要とされ、愛されているのだと
不毛。
悪魔。
2003年3月7日人を殺した夢を見ると寝覚めが悪いのはなんでかしら。
この価値観はどこから来たのかしら。
悪魔は人を助けた夢を見たら、寝覚めが悪いのかしら。
君はあたしを愛する夢を見たら寝覚めが悪いのかしら。
足の向くままに。
2003年3月2日未だにこの世で一番気持ちイイのは一番最低だと思うことと紙一重だとあたしは信じて止まないのだけれど、そこに巣喰う罪悪感や自己嫌悪といった負の感情が甘く鋭くじわじわとこの身を苛む様はいつ味わっても圧巻で壮観で最高に悦くてだから最悪だ。
嫌。
2003年2月23日誰かと付き合うことは、
あたしの中の世界に誰かが踏み込むことを我慢することだと思ってた。
だから耐え難いのだと思ってた。
その人の世界にあたしが入らないといけないから、
耐え難いのだ。
あたしの中の世界に誰かが踏み込むことを我慢することだと思ってた。
だから耐え難いのだと思ってた。
その人の世界にあたしが入らないといけないから、
耐え難いのだ。
変化、停滞。
2003年2月20日このままで居たいと思うことを、
決して悪いことだとは思わない。
でも何処へゆけるのかが全く分からない。
この足が竦んで動けないのか、
もう道が無いのか、
それすらも分からない。
決して悪いことだとは思わない。
でも何処へゆけるのかが全く分からない。
この足が竦んで動けないのか、
もう道が無いのか、
それすらも分からない。
もう鳴らない。
2003年2月18日不思議だ。
こうして向かい合ってお酒を飲むのはもう何度目だろう。
友達としても駆けだしの頃もあったし、
恋人だった時もあったし、
そうでない時もあった。
でも君を見てこんなに穏やかな気分なのは初めてだ。
もう鳴らない。
君を見てももうこの胸は鳴らない。
だからやっと君を大事に出来る。
こうして向かい合ってお酒を飲むのはもう何度目だろう。
友達としても駆けだしの頃もあったし、
恋人だった時もあったし、
そうでない時もあった。
でも君を見てこんなに穏やかな気分なのは初めてだ。
もう鳴らない。
君を見てももうこの胸は鳴らない。
だからやっと君を大事に出来る。
ロココ。
2003年2月15日華美で豪奢で装飾過多なこの時代を生きた、
その名もまた派手な太陽王と、
見せかけの瀟洒故の混沌と没落に首を落とした彼らと、
燭台も天蓋付きのベッドも無い部屋で、
波もない音もない世界に溺れるあたし。
その名もまた派手な太陽王と、
見せかけの瀟洒故の混沌と没落に首を落とした彼らと、
燭台も天蓋付きのベッドも無い部屋で、
波もない音もない世界に溺れるあたし。
愛を夢見た日々。
2003年2月9日紫とジョージは強い。
あたしもあの人も彼らほど強くなかったし、
真っ直ぐではなかった。
だから、彼らが死ぬほど好きで、
大嫌いだ。
死ぬほど>大
別に君にあれを望んでいたわけではないよ。
ああいう風にありたいとも思わないよ。
ただ、痛い。
痛いと思った。
未だに。
あたしもあの人も彼らほど強くなかったし、
真っ直ぐではなかった。
だから、彼らが死ぬほど好きで、
大嫌いだ。
死ぬほど>大
別に君にあれを望んでいたわけではないよ。
ああいう風にありたいとも思わないよ。
ただ、痛い。
痛いと思った。
未だに。