静謐。

2003年1月30日
絶望の一歩手前は、不完全な虚無で、
そこには諦めという生温い時間がある。


確かな傷が欲しいんだ。
痛みが。
何もかもを忘れずにいられるよう、
身に起きた全てのことを、
全部消えない痕みたいにして残せたらいいのに。


そうやってぼろぼろになれればいいのに。


時間はいつだって無情にあたしを助ける。


 

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