あたたかく。

2003年1月18日
何もかもがただ通り過ぎる

そう思うことはとても哀しいかも知れないけれど
いたって楽で簡単でただ生きる為なら、
寧ろ必要な感覚。


君はあたしが欠けてるという。
なら、満ちてる人って何。
君は満ちてるの?
充足してるの?
そんなにも何かに飢えた目をして
君に似たあたしを巻き添えにしてズタズタにしてまで
何かを手に入れたかったんじゃないの?


今、少しずつ、変わってるんだ。


相変わらず君は都合がいい。
相変わらずあたしは君に甘く
その背を突き飛ばして

君を解き放つ。


それが望みでしょう。


誰も彼もあたしの前を通り過ぎ、
その中の何人かが奇跡の様に足を止め、
少しの間、少しの話をして、
また皆それぞれの道を歩く為に行き、
誰のことも引き留めようとは思わないけれど、
その全ての人に敬意を持って、
ありがとう、と、思うけれど、
それを言葉にして、その背に、
「ありがとう」
と、言えるようになりたいと、

切実に。

切実に思った。

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