マフラーと手袋がうらめしそうにこっちを見ている。
負けてなるものか。

あー、一ヶ月強もあいてやがる。
さぼりすぎー自分ー。
四月は苦手な人種なもので、どうもあらゆることに受動的になります。
PCの電源だって数える程しか入れてない。

GWは湘南の方へ…ていうか…丘だけど…旅行でもないけど…
大学生らしく彼氏くんのおうちに2泊3日しておりました。
あたしは実家暮らしなので無理矢理外泊も1泊が関の山。
大型連休っていったって2泊3日に相応しい言い訳なんてそうそうありませんよ。
いやあるのかもしれないけど。
少なくともあたしの引き出しにはない。

というわけで無理無理に強行した2泊3日でしたが、
多分24時間くらい寝てました。
…3日も居た気が全くしない…
なんか2人とも眠くて眠くて、夕飯食べてTV見ながらちょっとごろごろしてそのまま電気もTVもついてるのに外が明るくなってた二日間。
目が覚めたら目が覚めたでまた
いちゃいちゃして一運動して眠くなって夕方近くなって。
みたいな。
なんだかなぁ。
と思いつつも、睡眠サイクルが合うなんて本当にめずらしいので、
それはそれでまぁいかったのかも。と思うことに。

なんだかんだで我々の付き合いも9ヶ月を越え、
その時のお互いの感想が
「あと3ヶ月で一年」
というなんとも微妙なコメントで一致し、
記念日という概念が希薄なことも相俟って、
特にどうという感慨も沸きようがないのですが。
それでもやっぱり、ひとりの人間とこんなに密接に関わって、
それでも嫌にならずに(たまになるけど)、
結果として仲良くしてられるっていうのは、
幸運なことなのかなぁと思うんだけど。
そういうものでもないのかしら。
こんなに長くひとりのひとと付き合ったことがないので分かりません。世間的には長くないのかもしや。
惰性と能動的な継続の違いはなんなんでしょう。
毎月契約更改とかすればいいんでしょうか。
…やだなぁ、そんなの。

以前のように、あ、この人すごいあたしのことすきなんだ、
みたいに思うことはもうあんまりなくて、
たとえばすごく欲情してる目とか、
最初の頃とか耳当てたらびっくりするくらい早かった心臓の音とか、

だからもう、そういうのとはもう何か全然質の違うもので。

胸に耳をのっけたら、すごく安心する静かな音がゆっくり鳴ってて、
ほっぺにくれるキスはすごくねむくなって、
くっつけばあったかくて、やっぱりねむくなって、

とにかく、君といると往々にして安心できてるらしいと思うよ。

「君はすっかり丸くなっちゃった」
って笑ってますけど、我ながらそう思います。
まるくなりました。
あと、忍耐力もつきました。
ちょっと精神的にしぶとくなった気がします、君に関することは特に。

*

君のいない君の部屋で君のことを思いだしてうとうとして、
それから少しだけ昔のことを思い出して、
少し、ねむった。

太陽が睫を刺す頃やっと目が覚めたけど、
なんとなく胸がきぅきぅ鳴ったから、
君が帰ってくる前に鍵を閉めて君の部屋から脱出した。

なんとなく、今君に会いたくなくて、
でも多分死ぬほど会いたい気がしたから。

僕は夢を見る。
昼も夜も。
君と違って悲しい夢ばかりを。

何かが足りないのに、それでいてあふれるような、
一方で失い続けながら、
どうでもいいものを捨てられずにでも飲み込めずに。

僕はそういうとき君を利用する。
意味もなく君の腕で泣き、
君のせいじゃなくても、君の目を見ず、
困った君はきっと僕を抱き締める。
僕はきっとねむくなる、
それから、どうでもよくなる。

大人にだけ許された依存のかたち。

あたしはそれを今日、 愛 と呼ぶことにする。
as エゴとエゴの中庸の接点の名前。

四月です

2004年4月2日
さぁ、なんだかんだで四月ですよ。。

去年の今頃を思います。
一昨年の今頃を思います。
どんな風に桜を見ていたかなぁと思って。

今年は、花より団子な彼氏を連れていつもの隅田川に。

ここはあたしの、なくてはならない場所のひとつ。

東京にノスタルジーを感じることもあるのです。
地方出身者のみなさん、
我々だって故郷を思うのですよ。

花雨

2004年3月22日
桜、咲くと思った途端にこれだもんなぁ。

久しぶりに24時間以上一緒にいれたので、
色々と思うところはあったものの、
最早何もかもが些事に思えます。

全ては流れ流れて、
消えてゆくのやもしれません。

ド●モ。

2004年3月12日
に。変えてしまいました。
うーん。なんでだっけ。。
あ、ドラクエが入ってると思ったんだ。
そしたらFFだったんだ。
ドラクエがやりたい。。

いや。
他にも理由はあるんだけどね。
内緒。

feel the gravity

2004年3月5日
重力を感じる
あたしをひきつける力

*

最近はなんだかんだでうまくやっています。
問題と言えば…
友達の彼氏と飲みに行ったら
それがちょっとややこしくなってるくらいで。
(…)
まぁ、割と問題になってるけども、当面はまぁいいや。

ていうか。
うーん。
わかんないけど。
自分がしたいことを、
相手を慮って止めたりがまんしたり、
そういうのってどこで線引けばいいんだろうね?
ともだちいなくなっちゃうよ、あたし。
というか大半の男友達はなくしたが。
別にいいけど。
代わりにずっと一緒に遊んでくれるなら。
ずっととか、ないのかな。やっぱり。
わかんないけど。
まぁ、いいや。寝よ。

お買い物

2004年3月1日
久しぶりにママとお買い物。
といっても金を出したのはほぼ自分ですが。
でもジーンズを一本買って貰った。
バイトを初めてから自分のお金で買い物をするようになって、
質より量の安物しか持ってないあたしにとって、
単価一万円以上のものを買うのは、
本当に稀なことであり、緊張したりもする。(笑)
買い物をするときに値札を見ずに買えるくらいの金持ちになりたいなぁ。
がんばって稼ごう。

家庭教師を引き受けた。
一回三時間五千円。
週に二回持てばエプのバイトの時の半額にはなる。
拘束時間もルールも少ない訳だから妥協のラインかなぁ。
でもやっぱり収入半減はでかい。。
あ、でも塾講も給料入ってるのか。
いくらなんだろう。
実家暮らしはそういうところに疎い。

靴が欲しいよう。
果てしない物欲。
形にならないものへの不満のあらわれかしらね。
なんてね。

正しい理不尽

2004年2月27日
色々苛々する。
思うようにならないからっていうだけじゃないけど
根源的にはそこに帰結するような気もする。
報われない、というのは、
結局ねっこの部分が自分だから、
だから生じる感情ではあるのだけれど、
でもやっぱりねっこは自分でなくちゃならないと思うよ。

あたしあってこその、あたしにとっての君だと思うよ。

だから、この理不尽さもきっと正しいと思うのです。
ぶつけてやろう。ふふん。

夏草

2004年2月23日
さて、終わってしまいました。
とても、とても大事な時間たちがぷつりと途切れ、
ぽっかりとあいてしまった穴をどうしたら塞げるのかが分からないまま今に至ります。
ずっと寝てる。

あたしは、ダニエルという、とても才能豊かな人に出会って、歓喜した。それが二年前。彼に使われることが嬉しかったし、その信頼に応えたいと思った。そんな二年間。

終わる瞬間なんて、いつだってあっけない。
なのに、涙はあとからあとから溢れてきて、
本当に困った。
かなしくて仕方なかった。
こんなこと、きっとこれからまだまだたくさんあるのに。
そのたびにあたしは泣くんだろうか。
分かってもらえないと泣くんだろうか。
価値観を壁と感じるんだろうか。
こんな風に絶望するんだろうか。

いとしく思うものは、全て自分のうしろにあるような気がする。

ほんの。

2004年2月12日
ちいさな〜できごとに〜

じゃなくて。笑

とても、言葉が多すぎるあたしは、言葉が少なすぎる人と会話を成立させるのがとても難しい。
具体的に発話してる単語の数とかじゃなくて。

でも、少し、ほっとしたり。

なにがなにやら分からないのは変わらないけど。
ただ、揺るがないものが前提としてあって初めて言えることって絶対にあって、そういう感覚で当たり前にあたしに向かって話をしていることがなんかもう。
器が大きいというのか。
ニブチンというのか。

乗り越えよう。

きうきう

2004年2月10日
疲れたー。

生活のリズムをなんとか今に合う形にしたい。
うまくいかない。

芝居の稽古、ほんとしんどいなぁ。
いつも公演前はそうだけど。
死にたくて死にたくて困る。
面倒でそれも出来ないけど。

誰かに聞いて欲しいような。
それでいて誰にも聞いて欲しくないような。
だからあたしはここで、
誰とも知らない顔も見えないようなひとに、
こうして叫んでるのかもしれない。

今日は、久しぶりに実家でごはんを食べた。
あたし以外、誰もいないとこに行きたい。

どうしたらいいのか、本当に分からない。

電車の中なのに、泣けて泣けて困った。

振り子。

2004年2月9日
見付かってしまった…別にいいけど。

あたしが今持ってる私的時間というのは、稽古が終わってから終電に乗るまでのほんの数時間だけだ。家に帰れば寝るだけだし、電車の中では生命維持モードなので仮死状態だし。

つまり、あたしが今能動的に生きてるのはその数時間な訳だ。

濃度とか密度っていうのが違うんだよね。
君にとって24分の3でも、あたしにとっては3分の3なんだよ。
一日の疲れをリセットしたり、そういうのも含まれてるんだそこには。
だから、思うようにならないとがまんできないんだ。
涙が出るんだ。
リセットする時間がないから。

自分の時間取り戻しましょう。
本読みましょう。
音楽聞きましょう。
ちゃんと寝ましょう。

いろんな意味でまだまだ未成熟な人間で、
だから、お互いがんばらなきゃならない。
自分のコントロールは自分で。

さてさて。
本当のところは秘密日記で(笑)
相互の皆様、お読み下さいませ。

からから。

2004年2月8日
音を立ててまわる。
ゆらゆら。
音もなく揺れる。

変化の穏やかさに、
時折の激烈さを今は忘れる。

半年。

2004年2月4日 日常
格別、祝うこともなく。
ただ、でも別にそれがどうとかではなく。
この日々がいつまでも続けばそれであたしはもう。

本当に、それで十分だろうか。

と思わないこともないのだけれど。
今のところはそれが本当なので。
多分。

正確を期すならば、あたしも君も同じようにそう思えていることで十分。という感じだろうか。

明日も明後日も会えない。
手が届くところにいるのに。
ふぅ。
〆切を三日も過ぎて研究会の最終レポート提出。。
受け取って貰えたのかな。。泣

温泉行ってきました。
いつもの四人で。
思えば、最初に四人で動きだしたときは、
みーんなただの友達だったんだなぁ。
女性陣にはそれぞれ関係ないとこに彼氏がいて。
結局、半年もしないうちにそれぞれがくっついて、
男女の友情なんてないのかもねとやさぐれたこともあったけど、
今の関係、前よりここちよくない?
後部座席で温泉上がりの足を揉んでもらいながら、
助手席でうたたねするりなを見ながら、
りなを気遣う運転手ゆーたを見ながら、
ん、これでよかったんだねきっと。って。
はじめて思ったかもなぁ。

守りたかったのは四人の空気だったと思ってたけど。
あたしが彼を選んだ時点でなくしたものだと思ってたけど。
こんな形で昇華されて残ってたんだね。

確かにさ、変わらないものなんてないけど。
変わらないなぁって思ってしまえることって、
多分きっと気のせいなのかもしれないんだけど。
でも、「変わらないなぁ」って。
そう思えた瞬間の、あの、あぁ、っていう感じが。
あぁ、あたしら仲いいよねほんとって、
思えて、それからとなりにいる人選んでよかったと思った。

明日で僕らは半年。

*お知らせ*
どなたかお芝居興味ある方いらっしゃいませんか?
2月の20日と21日に芝居やります。
場所は横浜です。
興味がある方は秘密日記にでもご連絡ください。
前売りでチケット500円です。
以下詳細HP
http://web.sfc.keio.ac.jp/~s02245sk/project-neo.html

無事

2004年2月2日
パスワード発見…
危うく永遠に更新できなくなるところだった…

一昨日までの〆切だった研究会の最終レポート中。
やりたくねー!

これからもよろしくおねがいします、皆様。

20年も生き延びました。
うーん、考えると長いな…。
それが成長かどうかは分からずとも、
とりあえずは前に進んできたということなのでしょう。
まだまだ進みますが。

誕生日(24日)は江ノ島デートへ行って参りましたv
学校が割とそっから近いので、
よくさぼって来たりはしてるのです。
割と自慢。笑

最近、理解し合えないなぁと思うことが割と多い。
それでも、あたしはこの人が、あたしを理解出来ないという事実にうろたえないところがずっと気に入っているので、だから肩をあずけられるので、そこに疑問を感じること自体が間違いなんだろうなぁとは思うんだけど。

江ノ島の、かの有名な恋人岬のフェンスに鍵を付けてきました。
(勿論こちらの希望ではない)
…恥ずかしかった…(-_-;)
で、帰り道に
「あ、そうだ」
って思い出した様に、ヤツが引き返すのです。
何事かと思いきや、2,3歩下がって、おもいっきりふりかぶって、つけた南京錠の鍵を太平洋に投げやがった。
「えー!とれなくなっちゃうじゃん。。」
思わずそうゆってみたら、
「残念でした。諦めてください」
だって。
もうあの鍵は取れないらしい。
江ノ島に永遠にあるらしい。
錆びても、すごい色になっても。

愛されてるなぁと思う。
大事にされてるなぁと思う。
それとは全然別の部分で、一生理解できないとも思う。
でも、よく考えたら、理解できなきゃ一緒にいれないんだろーか。
そもそも完全に理解し合ってる関係なんてあり得るのか?
あたしが泣いてる理由が分からない人。
あたしが怒ってる理由が分からない人。
何がそんなにあたしを傷付けたのか分からない人。
それでもあたしと一緒にいたいと思っている人。
変なの。変な人。
じゃあたしはなんなんでしょう。
習慣は愛着を生む。
それは一種の必然であって。
あたしが守りたかったのは何だったんでしょう。
この人なのか。それともあの四人の空気だったのか。

きっと、両方だったんだろうなぁ。

大人になります。
他者に対してはもっと寛容になれるように。
自分に対してはもっと厳しくなれるように。
赦せるように。
守れるように。
愛されるように。
愛せるように。

愛すべき日々を、守れるように。


日々。

2004年1月22日

年月はゆるゆると流れゆき。
僕らはもうすぐ半年も一緒にいたことになる。

80年代の学生みたいな生活をしていたので、
今期の試験は本当に全て死んでいます。
あぁどうしよう…奨学金で遊びに行こうと思ってたのに…

今年は勉強をがんばろう。
それから美人になろう。
(それはどうだろう…)


奇妙な慣れ

2004年1月17日

君と一緒にいることが当たり前になっていく。

あたしは取り返しのつかない選択を既にしたのか。


おくればせながら。

2004年1月12日

明けました、おめでとうございました。
新年早々高熱を出した。
疲れた。。

言いたいことは色々あるけれど、
生活のリズムが確立されてないので
まだ言わない。



おひさしぶりです。
なんとか生きております。

この一年で学んだこと。
なんでしょう。
うーん。
一番大きいのは、
誰かと生きていくということを考えたことでしょうか。

ひとりで生きていくことは、
それなりのプライドと覚悟があれば
決して難しいことではないと
あたしは思います。
ここまでは自分でやる、
これは自分でやる、
ここからは誰もいれない、
ここからは出ない、
そうやって壁を立ててしまえば、
簡単に自分の世界なんて構築できる。
簡単に安定した世界が手に入る。

安定した世界。
完結した世界。
モノトーンの平和。

そんな居心地の良い世界を棄ててまで
誰かと生きていく意味って何?
それを初めて真面目に考えたかも知れない。

色付き。

江國はいくつもの週末でそう呼んでた。
色付きの世界。
時々、すごく幸福なこと。
往々にして、今までよりずっと不安定なこと。
そこに飛び込む為の途方もないエネルギー。
爆発的なエナジー。

でも、はじまりなんてほんの些細な瞬間。

あたしはそれをみつけた?
ちゃんとみつけられた?

来年の宿題です。

良いお年を。


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